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生きるということはどういう事か考える。 人間に限らず地球上に存在する生命体は必ず死ぬ。 死からは誰も逃げることは出来無いし死を避けることも出来無い。 だけど、誰もがいつかは死ぬ運命を持っていながら、自分だけは違うと思っているからか、おそらく誰も死に臨む準備などしていない。 だから、思わぬ死に直面したとき、誰もがこの世に思いを残して死んで逝く。 亡くなった人の遺品を見ていると、その思いを強く感じられるときがある。 少なくとも遺族だけは、その思いを掬いとって感じてあげる必要があるのではないか。
74を迎えて、自分はいつまで生きられるのか考える時がある。 気持は若いものには負けないだけのものがあるが、若いものと競う気はない。 若い者で出来ることなら、若いものに任せておけばよい。 自分が必要とされて表に出る事を望まれたなら、その時には条件づきで出ればよい。 それ以外はのんびりと自分の半生の纏めをしていればよい。
個人的な望みを言えば80までは元気で動いていたい。 妻には父の看病や、老いた母の面倒や、弟妹の面倒など、苦労を掛けてきた。 それなのに、東日本大震災の前の年に妻の兄が具合が悪くなって亡くなった。 そして、翌年の2011年に東日本大震災で故郷自体がなくなった 義兄の見舞いにも行かせてあげることができなかったことが心残りだ。
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13:21, Thursday, Sep 19, 2024 ¦ 固定リンク
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